初めてのPCも暴れ馬2007年08月22日 20時12分44秒

俺が初めてPCを手にしたのは高校入学の時だった。
当然ながら、資金源は親なのだけど強請って買ってもらったわけではない。
私立より授業料の安い公立へ入学する代わりに、浮いた金で買ってくれと掛け合ってのことだ。

話の流れ的には「本当な私立に行きたい」というニュアンスで交渉していたのだが、実は公立の方に第一志望があったのは秘密です。

そんな腹黒で手に入れたのはFMVの初期モデルで、時代的にはWindows95が登場した直後だった。
今にして思うと、完全に買い時を見誤った買い物だった。
メモリはOSの推奨 16MBだというのに標準搭載 8MBだった,し、HDDに至っては出荷状態で空き容量 20%前後だった。

何といっても笑えなかったのがCPUだろう。
自宅にPCが届いた時、90MHzは最新鋭だと持ってきた業者が羨ましがっていた。
だけど、翌月には133MHzが当たり前となり、半年もすれば200MHzを越えるCPUが低価格で出回るようになった。

あの当時は完全に性能=周波数という時代だったから、購入から半年足らずで取り残される結果になる。
それでも必死に食い下がって、結局は高校 3年間を乗り切ったのだから大したものだ。

本当に四苦八苦で知っている人が居ないかも知れない CPUアクセラレーターまで使っていたからジャジャ馬を通り越して暴れ馬だった。
それが故に色々と学ぶところも多く、トラブル慣れをしてしまい、1年足らずで学校のPCメンテナンスを手伝わされるまでになっていた。

考えてみれば、今の色々と相談を受ける立場ってのは高校から脈絡と続いているわけか。