【まったり空間】

今朝は「いじめ自殺の予告文が文部科学省に届く」ってニュース大きく取り上げられていた。
どうも「文部科学省　伊吹文明大臣様」って宛名の封筒で７通の手紙が入っていて「８日までに状況が変わらなければ、１１日に学校で自殺する」って内容だったらしい。
７通の手紙はそれぞれ大臣・教育委員会・校長・担任・同級生・同級生の保護者・両親に宛てられていたとのこと。

さてと、これはどうなんだろうか？
俺個人の意見としては高校生くらいの半端なのが悪戯、若しくは間違った正義感でやったモノだと思っている。

そう思う理由は１１月１１日が土曜日であることだ。
土曜は週休二日制度のために基本的に学校は休みだから封鎖することは簡単だ。
日付を指定しているのも手紙の有効期限を指定しているようで怪しい。

誰かに止めてほしいみたいだし、失敗した時の逃げ道として有効期限も用意してる辺りを見てると、手紙を書いた本人は「絶対に自殺してやる」って確固たる意思は存在しないだろう。
視点を悪戯の方に回してみても、ニュースがキッカケで死なれた気持ち悪いので学校が対策を取れるようにしつつ、悪戯の時効を自分で決めているつもりになっている。
どう考えて「イタズラ」のレベルを脱していない。そこに正義なんて存在し得ないだろうな。

やはり手紙の真偽なんてどうでもよい。注意すべきは「代弁者が現れた」とか「一緒に死んでくれる人がいる」なんて思って、最後の一歩を踏み出してしまう児童が出る可能性の方だ。

ノストラダムスの大予言の如く何事もなく消え去る事を願うばかりだ。